SEMINAR
「現場DXはなぜ『いい話』で終わるのか?」を開催しました!【アーカイブ動画はページ下部へ】
「DXツールが増えて、逆にやることが増えた」――。
現場責任者からそんな言葉を聞いた経験が、皆さまにもあるのではないでしょうか?
効率化につながるはずだったのに、なぜか現場は楽にならない。 新しいツールや研修を導入しても、気づけば一過性のイベントで終わってしまう。 そんなお悩みを持つ方にこそ聴いていただきたい対談が実現しました。
建設業向けの安全衛生教育およびDX支援事業を手掛ける株式会社LiveAir取締役の馬場氏をお招きし、 「アザス」事業責任者の倉田浩二郎とともに、 「現場のDXの定着がなぜ難しいのか?」を支援者の立場で紐解きながら、 DXツール導入を成功に導くためのポイントを探りました。
※本レポートでは対談のエッセンスを凝縮してお届けします。全編は記事末尾の「アーカイブ視聴登録」からご覧いただけます。
目次
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- 1.登壇者紹介
- 2.なぜ現場DXは難しいのか?
- 3.現場DXはなぜ「定着」しないのか?
- 4.支援者はどこまで関与すべき?
- 5.セミナーアーカイブ視聴のご案内
1. 登壇者
株式会社LiveAir取締役 馬場健彰氏
JGC Digital株式会社 アザス事業責任者 倉田浩二郎
〈モデレーター〉
JGC Digital株式会社 セールス・マーケティングディレクター 名智伸明
NEC、エクサウィザーズ、ユーザベースを経て現職。

2.なぜ現場DXは難しいのか?

「DXツールが増えて、逆にやることが増えた」――。
こうした言葉が現場担当者から聞こえてくるのはなぜでしょうか?
馬場氏は「ツールが増え、結果として全体の負担が増していること」や「DXの発案者が現場ではないこと」を要因として指摘。現場の課題とズレた導入が、初期のつまずきにつながると語ります。
倉田氏は、残業規制による余裕のなさや、多重構造の現場環境により一体感を持ちにくい点を指摘し、定着の難しさを強調しました。
馬場氏は「中央値を探すこと」を重要視し、現場に受け入れられる形に翻訳して伝えること、そしてビジョンを繰り返し共有することの大切さを挙げています。
3. 現場DXはなぜ「定着」しないのか?
現場DXが難しい理由は見えてきましたが、ではなぜ「定着」はここまで難しいのでしょうか?
馬場氏は「単発の研修では一時的に熱が高まってもすぐに冷めてしまう」と指摘し、「定着とは歯磨きのように習慣化すること。そのためには継続的な仕組みと密なコミュニケーションが必要」と述べています。
倉田氏は「初期段階で目的を全員に共有できている現場ほど定着する」とし、動機の弱さがある場合は拡大とともに失速すると説明。また、改善意欲のあるリーダーの存在がDX浸透の分岐点になると語りました。
4. 支援者はどこまで関与すべき?
現場でDXが浸透しないとき、支援者はどこまで関与すべきでしょうか。
両氏とも「踏み込みすぎない」姿勢を重視しつつ、いつでも相談できる関係性を保つことの重要性を示しました。
また、客観的な効果測定として、コミュニケーション量のデータ化や数値での可視化の可能性についても議論がなされました。
成果としては、資格取得者数などの具体的な数値改善を重視する考えが示されました。
最後に「ツール導入は足し算だけでなく引き算(業務削減)も同時に行うべき」と提言され、継続の鍵が示されました。
5. セミナーアーカイブ視聴のご案内
本レポートで紹介しきれなかった具体的事例やQ&Aなどは、アーカイブ動画でご覧いただけます。